名前に込めた想い

当店の正式な屋号は、「美奏舎(びそうしゃ)」です。その前に添えている HOUSESHINE(ハウスシャイン)は、仕事を通して届けたい価値を表したブランドネームです。その原点は、羽田空港ではじめて靴磨きを体験したことにあります。

「靴磨き」のことを英語で Shoeshine(シューシャイン) といいます。

以前から自分で革靴を磨くことはありました。ただ、完全に我流です。「職人に磨いてもらったら、どれほど違うのだろう」と興味が湧いてきました。そこで東京へ出張した際、羽田空港内にある靴磨き店で、革靴を磨いてもらうことにしました。

椅子に座り、目の前で職人が靴を磨いてくれます。
長く履き込み、傷みやくすみもあった靴です。それが目の前で、工程を重ねるごとに少しずつ輝きを増していく様子は、まるで魔法がかけられていくようで、仕上がった靴は驚くほど美しく輝いていました。

「靴って、こんなに光るものなんだ」
その感動を、今でも鮮明に覚えています。

素材の状態を見極め、正しい道具と確かな技術で丁寧に手入れされたことで、靴本来の美しさが引き出されていたのです。思わず私は、使っている道具や磨き方について、いろいろ質問していました。その時に感じた感動が、今の仕事の原点となっています。

住宅も同じだと思います。年月が経てば、汚れや傷みは必ず出てきます。ですが、適切なクリーニングやメンテナンス、補修を行うことで、住まいは再び快適さと美しさを取り戻します。

空室清掃、原状回復工事、リペア、小修繕――。
私たちが行っている仕事は、単なる「作業」ではありません。住まいを整え、磨き上げ、次の入居者様が気持ちよく過ごせる空間へと戻していく仕事です。

履き古した靴が再び輝き、人に感動を与えるように、住まいもまた、手をかけることで新たな輝きを放ちます。

そして屋号「美奏舎(びそうしゃ)」には、二つの意味を込めています。

一つは、建築業界で清掃や仕上げを意味する「美装(びそう)」。
そしてもう一つは、「美を奏でる」という想いです。

汚れを落とし、美装の工程が進んでいくと、空気が変わるのを感じます。
気持ちが軽くなり、思わず鼻歌を口ずさんでしまう――美装後の部屋にはそんな心地よさがあります。

私たちは、清掃や原状回復、補修を通して、住まいの美しさだけでなく、そこに流れる空気や心地よさまで整えていきたいと考えています。

住まいに、もう一度輝きを。

そんな思いを込めて、HOUSESHINE美奏舎として、一つひとつの仕事に向き合っています。